「はい?」
「だから、お前がなんで海賊やってるかって話だよ」
ーー同じだけど、違うーー
シャンクスに問われた言葉に、は目を瞬かせる。
そして、どう答えようかと顎に指を当てる。
「ん〜、その前に私は海賊じゃないですよ?」
「細かいことは気にするな、似たようなものだろ?」
「全然違います」
口を尖らせるに、今度はシャンクスが問い返す。
「お前な・・・こんな時代に偉大なる航路で一人ぷらぷらしてる奴が、海賊じゃなくてなんだって言うんだ」
「そんなに変なことですか?」
小首を傾げるに、シャンクスは嘆息した。
「そろそろ目的くらい話してもいいだろ?」
潮風に揺れた赤髪を、目を細めて見ていた。
しばらくして口を開いた。
「・・・同じだけど、違うんですよ」
「は?」
「これ以上はヒミツです♪」
世間的にはシャンクスと同じ目的だけど、"その人"によって捉え方、感じ方は違うという考えの
さん。
2013.7.15
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