ーーNo.22 世界で一番怖いものーー














































































































「・・・」
「えーと・・・」
「・・・・・・」
「いや、なんつぅか・・・」
「・・・・・・・・・」
「その、なんだ・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「あー・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「ごめんなさい」
「はぁ・・・」

裾を捲って、包帯を固く巻いた両足を見たアースクラの無言の威圧に根負けしたカンタビレは謝罪を口にする。

「にしししっ、派手にやったねん」
「はっはっは、おふざけが過ぎた」
「笑い事ではないんだけど?ヘルメス、カンタビレ」
「「ごめんなさい」」

黒い笑顔に二人は即謝る。
小さく嘆息を零したアースクラは、カンタビレの足に巻かれた包帯を解いた。
現れた膝下の色は肌色からほど遠く、鬱血したどす黒い色だった。

「こんな無茶を・・・」
「シンク相手の鬼ごっこに船への空中ダイブだ、むしろ軽傷だろ」
「・・・骨にヒビが入るのは重傷よ」
「アースならなんとかできるだろ?」

にやりと笑う上司に、翡翠の瞳が悲しげに伏せられた。

「もちろん、その為に私がいるんだから。
でも、負ってきた痛みは癒せないわ」
「これは導師を守ると決めて負った傷だ。
怪我をしたのは俺が弱いからで、アースがそこまで気にすることじゃねぇよ」
「・・・その性格、矯正するのは劇薬が必要ね」
「ほっとけ」
「でも、友人の心配くらいさせてよね」
「むっ」

反論できない事に、カンタビレは苦虫を噛み潰したような表情になり顔を背ける。
その様子を見たアースクラは仕方なさそうに嘆息しながらも、細い指をカンタビレの足へとかざす。
すると柔らかい光がカンタビレの足を包み、今まで苛まれていた痛みがゆっくりと引いていくのが分かった。

「流石だな」
「まだ終わってないんだから、動かない」
「はいはい」

悪びれないカンタビレに、アースクラは再び嘆息する。
治癒術をそのまま眺めていても良かったが、生憎とそれほど暇な状況ではない。

「時間が惜しい。アースクラ、ヘルメス耳を貸せ」

師団長たる姿に、今まで小言を言っていたアースクラも居住まいを正した。

神託の盾オラクルの動きがおかしい」
「どうせモースっしょん?」
「ヘルメス」

沈黙するよう含まれた言葉に、ヘルメスと呼ばれた少年は肩を竦める。

「何者かが何かを企んでやがる、それもイオン様を使ってな」
「それは・・・」
「恐らくヴァンかモースだろう。
でなきゃ他の六神将が妙な動きをする理由が分からん。
あいつら以外に六神将に命令を下せるやつがいるとは思えんしな」

カンタビレの言葉に、ヘルメスは腕を組んで唸った。

「狙いは何かねん?」
「十中八九、預言スコア絡みだろうな」
「でも謡将って行方不明の導師捜索が任務だって聞いてたけどん?」
「んな建前なんざどうでもいい。だが首謀者の真意を知るには今は情報が少なすぎる」
「何を考えてるの?」

目を伏せたままのアースクラの問いかけに、カンタビレは口端を上げた。

「決まってる、イオン様を脅かす企ては全て潰す」
「・・・カンタビレ?」

些か苛立ちを見せたことに、アースクラの気遣わしげな視線が向けられる。
それに小さな嘆息が零れた。

「悪い。煙に巻かれているのが気に食わんっくてな。
ディストも絡んでいるのが、面倒事を大きくしているような気もする。
それに・・・」
「まだ何かあるん?」

ヘルメスの問いかけに、言いかけたカンタビレはいや、と片手を振った。

(「アレに関しては、もう少し情報がないと手立ての打ちようがないか・・・」)

思案していたカンタビレだが、柔らかな光が収まったことで考え事を打ち切る。

「終わったわ」
「流石はアース」
「そう思うなら自重して」
「はっはっは〜」
「はぁ・・・」

同意の返事がなかったことで、アースクラは気重に息を吐く。
そんな心を知ってか知らずか、カンタビレは座っていたソファから立ち上がると、治療を終えた足を動かす。
ジャンプしてみたり、回してみたりするが全く違和感がないことに声が弾む。

「俺は部下に恵まれてるな」
「お陰でこっちは心労が絶えないわ」
「にしししっ、カンタビレが怒られてやんのん」
「うっせーよ」

けらけらと笑うヘルメスにカンタビレは指打を放ち黙らせる。

「さて。んじゃま、報告を聞きがてら腹ごしらえといくか」



















































































































夜。
部屋で食事を取りながら、カンタビレはアースクラとヘルメスから報告を受けていた。

「ダアトは変わりないか?」
「ここ最近で言えば、モース様が頻繁に誰かと会っているみたい。
それに国境付近へ徴兵が目立つわ」
「その様子じゃ、マールスが雑務を片付けてるって感じだな。
他の隊に回しゃいいのに」
「第六師団の雑用係が板に付いてきてるのは誰かさんが左遷されたせいもあると思うけ ど?」
「さてヘルメス、バチカルで何か動きはあったか?」

目の前から冷たい視線が刺さってる気がするのはきっと気の所為だということにした。
話を強制的に逸らし、カンタビレがヘルメスに話を振る。

「んー、そういやここに来る前に少しばっかきな臭い話を聞いたよん」
「きな臭い話?」
「総長にバチカル王位第3継承者出奔の嫌疑だってさん」
「え?」
「続けろ」

表情を厳しくしたカンタビレに、ワイングラスを器用に指先でバランスを取りながらヘルメスは続ける。

「今回の一件、総長の身内も噛んでたのが疑念煽ってるみたいだったねん。
王室と軍上層は随分殺気立ってたよん。あの感じじゃ・・・」
「バチカルに着いた途端、良けりゃ投獄、悪けりゃ処刑ってとこか」
「カンタビレ!何を悠長な!」
「本音を言やぁ、消えて貰った方が有難い。
アレは絶対に何かの企てを進行中だ、しかもイオン様の御身に危険及ぶ因子を持ってる。
なら尚更ーー」
ーーダンッ!ーー
「カンタビレ!」

テーブルを叩き、声を荒げるアースクラにカンタビレは仕方なさそうに肩を竦め返した。

「とはいえ、今バチカルにはイオン様がおられる。
あの方の事だ、ダアトから抗議して即処刑にはならんだろうな」
「そりゃ残念」
「ヘルメス!」

カンタビレに続いたヘルメスの反応に、アースクラの鋭い視線が返るが、当人は舌を出すばかり。
反省の素振りを見せない少年のような男に、アースクラは深いため息を零す。

「お前ならどう考える?」

睨み合う両者の間に入り、カンタビレがヘルメスに話を振る。

「んー、そうだねーん・・・
これまでの話だけ聞く限り、六神将は誰かの命令で動いてるん。
立場的に可能で怪しいのは総長とモース辺りん、ダークホースで六神将の誰かとか保守派の上層、的なん?」
「目的は?」
「分かりやすいところだと開戦だよねん」
「他は何が考えられると思う?」
「んー・・・セフィロト回ってるっても、何ができるか分っかんないからなーん。
・・・さっぱり想像つかん」

最後は両手を天井に向けたヘルメスに、なるほどな、とカンタビレは納得した風に頷いた。

「目的に関しては俺も同意見だな。
ただ、セフィロトは創世歴時代の産物だ。
下手すりゃこの世界そのものをどうにかしようとすればできるかもしれん」
「どういう意味?」
「過去の創世歴時代は今よりもかなり高度な技術を持っていながら滅んでる事実がある。
呑気に看過できるものでもねぇってことだ」
「・・・それがホントなら、世界を守る為に犯人を突き止めなきゃいけないって事だよねん」

腕を組んだヘルメスが真剣な表情で呟く。
が、

「ぶほっ!世界の為とかんなキャラじゃねぇっつーん!」
「ヘルメス、行儀が悪いわよ」

ケラケラと盛大に笑い転げるヘルメスに、たしなめるアースクラ。
つられて表情を緩めたカンタビレは肩を竦めた。

「ま、どのみち犯人とモースを吊るし上げる必要があるな」
「言葉が過ぎるわよ」
「俺は事実しか言ってねぇよ」
「もぉ・・・」

全く悪びれないカンタビレにアースクラは頭痛がしそうな頭を押さえた。

「さて、これからだが・・・」

席を立ち二人に振り返ったカンタビレは、窓際に腰を下ろし話し始めた。

「第六師団、全員に動いてもらう。ヘルメス」
「はいよん」
「ヴァンの真意を探れ」
「任せとけん」
「アースクラ」
「はい」
「各国の情勢を知る為にも、全ての預言スコアを把握しておく必要がある。
それとモースの動きから目を離すな」
「難儀な任務になりそうね」

アースクラの沈んだ声にカンタビレは不敵に笑い返すに留めた。

「マールスには部隊を動かしてもらう」
「へ?モースに怒られるじゃん?」
「あのオヤジの言う事なんて聞いてられるか。ただの預言スコア狂だろうが」

カンタビレの切り返しにそりゃそうだん、とヘルメスは笑った。

「ミネルヴァには?」
「引き続き、情報収集を任せてある。
それとアースの部隊をアクゼリュスに向かわせてくれるか」
「アクゼリュスに?」
「マルクトから内々に第七音譜術士セブンスフォニマーの手を貸して欲しいって言われてな。
護衛はマールスから回してもらう」

分かりました、というアースクラによし、とカンタビレは立ち上がった。

「己が力を尽くせ、死ぬ事は許さん」
「「はっ!」」



















































































































時間は少々戻る。
カンタビレが宿屋に着いた頃、ルークは旅を共にした仲間と共に我が家へと戻っていた。
玄関から中に入れば、出迎えたのは屋敷の主、ファブレ公爵と港で別れたセシル少将だった。

「父上!ただいま帰りました」
「報告はセシル少将から受けた。無事で何よりだ。
ガイもご苦労だったな」
「はっ」

ファブレ公爵の労いにガイは頭を下げた。

「使者の方々もご一緒か。
お疲れでしょう、どうかごゆるりと」
「ありがとうございます」
「ところでルーク、ヴァン謡将は?」
「師匠?ケセドニアで分かれたよ。後から船で来るって・・・」

質問の意味が分からず、ルークがそう言えばセシルは声を潜めファブレ公爵へと耳打ちした。

「ファブレ公爵。私は港に」
「うむ。ヴァンのことは任せた。私は登城する」

言葉少なに話し終えると、二人は足早に玄関へと向かう。

「君のお陰でルークが吹き飛ばされたのだったな」
「・・・ご迷惑をおかけしました」
「ヴァンの妹と聞いているが」
「はい」
「ヴァンを暗殺するつもりだったと報告を受けているが、本当はヴァンと共謀していたのではあるまいな?」
「共謀?意味がわかりませんが」
「まぁよかろう。行くぞ、セシル少将」

ティアとのすれ違いざまのファブレ公爵から問い。
いや、敵意とも言える尋問のようなそれにティアを始め、一行は訝し気なまま二人を見送るしかできなかった。

「なんか変だったな。旦那様」
「ヴァン師匠がどうしたんだろう・・・」
「わたしもここで・・・」

先ほどの事もあり、居たたまれなさも増したティアもその場を立ち去ろうとしたが、それをガイが引き留めた。

「ティア、どうせなら奥様にも謝っていけよ」
「・・・でも」
「奥様が倒れたのは多分、ルークがいなくなったせいだぜ」

城でインゴベルトからその事を聞かされていた原因は恐らくそれだろうと、
ガイは長年仕えていた経験から当たりをつけそう言う。
しばらく迷っていたティアだったが、ルークが一人先に歩き出した。

「ほら、ルークと一緒に行って来いって」
「・・・そうね。そうする」

ガイに背中を押される形でティアもルークの後へと続いた。
そして、一室の扉の前でルークは軽いノックを叩くとその部屋へと入った。

「母上、ただいま戻りました」
「おお、ルーク!本当にルークなのね・・・母は心配しておりました。
お前がまたよからぬ輩に攫われたのではないかと・・・」
「大丈夫だよ。こうして帰ってきたんだしさ」

安心させるように、ルークはいつもの荒々しい語調を収め、表情も緩やかに笑い返す。
と、ドアの前でその歩みを止めていたティアは両膝を付き、両手を祈るように胸の前で組んだ。

「奥様、お許しください。
わたしが場所柄もわきまえず我が兄を討ち倒さんとしたため、ご子息を巻き込んでしまいました」
「・・・あなたがヴァンの妹というティアさん?」
「はい」
「・・・そう。
では今回の事は、ルークの命を狙ったよからぬ者の仕業ではなかったのですね」
「ローレライとユリアの名にかけて、違うと断言します」

はっきりとそう言ったティアに、シュザンヌは心底安心したように息を吐いた。

「ありがとう。
でもティアさん、何があったか私には分かりませんが、あなたも実の兄を討とうなどと考えるのはお止めなさい。
血縁同士戦うのは、悲しい事です」

諭すように語るシュザンヌにティアは僅かに視線を上げる。
柔らかい、慈愛に満ちたという言葉が似合う面差しの優しい表情。
チクリと胸を刺す痛みに、ティアは深々と頭を下げた。

「お言葉・・・ありがたく承りました」

シュザンヌの寝室を出たルークとティアは、他の皆が待っているだろう客間へと向かった。
そして、

「ルーク!」
「げ・・・!」

入った途端、届いた声にルークはまるでなんでお前がという露わな態度を示すが、相手はそれが気に障ったようだ。

「まあ、何ですのその態度は!私がどんなに心配していたか!」
「いや、まぁ、ナタリア様・・・ルークは照れてるんですよ」
「ガイ!」
「は、はひ!」
「あなたもあなたですわ!

ルークを捜しに行く前に、私のところへ寄るようにと伝えていたでしょう?
どうして黙って行ったのです!」

陽光に光る金糸。
エメラルドのドレスを纏うキムラスカ王国王女、ナタリアは柳眉を上げ、容赦なくガイに詰め寄った。
が、脱兎の如くガイは飛び退き、柱の影からナタリアに震える声で反論する。

「お、お、俺みたいな使用人が、城に行ける訳ないでしょう!」
「何故逃げるの」
「ご存知でしょう!」
「私がルークと結婚したら、お前は私の使用人になるのですよ。少しは慣れなさい」
「む、無理です!」
「おかしな人。
こんなに情けないのに何故メイド達はガイがお気に入りなのかしら」

傍目に見ても残念すぎる構図。
ちなみにナタリアとガイの間は5Mと太い柱が隔てている。
もちろんこの観客は静観を決め込んでいる、ルーク達だ。

「それにしても大変ですわね。ヴァン謡将・・・」
「師匠がどうかしたのかよ」
「あら、お父様から聞いていらっしゃらないの?
あなたの今回の出奔は、ヴァン謡将が仕組んだものだと疑われているの」
「それでわたしと共謀だと・・・」
「あら・・・・そちらは・・・?」

ようやく屋敷入り口での尋問紛いのやり取りに納得を見せたティア。
その声にナタリアは初めて気付いたようにルークの後ろにいたティアを見やる。
瞬間、

「ルーク!まさか使用人に手を付けたのではありませんわよね!」
「何でオレがこんな冷血女に手ぇだすんだ!
つーか、使用人じゃねーよ!師匠の妹だ」
「・・・ああ、あなたが今回の騒動の張本人の・・・ティアさん、でしたかしら」
「んなことより、師匠はどうなっちまうんだ!」

事実だが、明け透けなナタリアの言葉にティアの表情は僅かに曇る。
しかし、それよりもルークはヴァンの心配が先行しナタリアに詰め寄る。

「姫の話が本当なら、バチカルに到着し次第捕らえられ、最悪処刑という事もあるのでは?」
「はうあ!イオン様!総長が大変ですよ!」
「そうですね。至急ダアトから抗議しましょう」
「なあ、師匠は関係ないんだ!だから伯父上に取りなしてくれよ!師匠を助けてくれ!」

今迄にない必死なルークにナタリアは仕方なさそうに小さく息を吐いた。

「・・・わかりましたわ。ルークの頼みですもの。
その代わり、あの約束、早く思い出して下さいませね」
「ガキの頃のプロポーズの言葉なんて覚えてねっつーの」
「!」
「!」
「記憶障害のことは分かってます。
でも最初に思い出す言葉が、あの約束だと運命的でしょう」

ぽっと頬を染めうっとりとするナタリア。
唖然とするアニスにティア。
聞いてる側が恥ずかしくなるようなそれに、自分まで照れてきたルークは先ほどから一転。
荒っぽく言い放つ。

「い、いーからとっとと帰って、伯父上に師匠の取りなしして来いよ!」
「もう・・・意地悪ですわね。わかりましたわ」

口を尖らせながらもナタリアは帰って行った。
それを見送り、ガイがホッとしたように柱の影から一行へと合流する。

「・・・ナタリア様って綺麗な人。可愛いドレスも似合うし・・・」
「そうか?ぎゃあぎゃあうるせーだけだよ」
「それにティアだって綺麗じゃないか」
「あ・・・ありがーー」
ーービタンッ!ーー

頬を染めたティアがガイに一歩近づく。
が、例の如くガイは一気に後退し、壁際へと張り付いた。

「・・・ご、ごめんなさい。うっかりしてたわ」
「い、いや、こっちこそスマン」
「おまえさ、さらっとそういうこと言うから女に惚れられるんだよ」
「・・・思った事を言っただけなんだがなぁ」

呆れ返るルークにガイは頭を掻きながら呟く。
その後、しばらく談笑していた一行だったがそろそろお開きにするかとガイが席を立った。

「じゃあ俺も行くわ。
お前の捜索を、俺みたいな使用人風情に任されたって、白光騎士団の方々がご立腹でね。
報告がてらゴマでもすってくるよ」
「僕達もおいとましますね」
「ルーク様、アニスのこと・・・忘れないで下さいね」
「なかなか興味深かったです。ありがとう」
「じゃあな」

イオン、アニス、ジェイドに続きティアも席を立った。

「・・・わたしもモース様に報告があるから行くわ」
「あ、ああ・・・」
「優しいお母様ね。大切になさい」
「何だよ。おまえに言われる筋合いねーよ」
「そうね・・・それじゃ」
「あ、ちょっと待てよ」
「・・・何?」
「あんま気にすんなよ」
「?」
「母上が倒れたのは元から体が弱いだけだから」

ぶっきらぼうにルークは明後日の方向を向きながら呟く。
気遣いと呼ぶには不似合いな、だが不器用な彼なりの優しさが垣間見えるそれ。
タタル渓谷に吹き飛ばされた当初のあの時には決して見えなかった言葉に、ティアの表情は僅かに和らいだ。

「・・・ありがとう」
























































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2019.2.1